ISAIAファクトリー探訪記 Page2

ここからは仕上げのプレスを行うブースでして、美しく仕上がる様秘奥に細かく、丁寧に作業が行われています。
関わるスタッフの人数も、かなり多く、各々が担当するパーツを手際よく仕上げていきます。

タンクトップの似合うナイスミドル


裏地を


丁寧に


湿気を与えつつ


パキッと仕上げます!!


そして仕上がりをチェック


艶系の素材は


もちろん当て布を


そしてお馴染みのネームタグが装着されます

というところで、ジャケット・スーツのファクトリーは終了です。
ナポリのファクトリーと聞くと、良くも悪くものんびりしているナポリタイムが流れているというイメージがありますが、ワールドワイドなブランドとなると、手仕事を上手く機械化の中にミックスさせ、空気感を保ちつつ納期を守るようしっかりとした体制が敷かれています。

秘蔵の生地ストック


こちらもものすごく広い部屋です


もちろん空調管理に隙はございません


ちょっと外を見ると、イザイアカラーのクルマがたくさん停まっています


真面目に働いているのが不思議に感じるのは、ナポリの過去のイメージです

そして次はシャツのファクトリーに移動です。ジャケットのファクトリーに併設されていますが、完全に独立したブースになっており、こちらで全て生産されています。ISAIAはシャツのコレクションを始めてまだ数年ですが、これからさらにファクトリーを広げることになりそうな気配がプンプン漂っておりました。

お馴染みのシャツ箱も10個単位でまとめて積まれています


社食の椅子はもちろんこのカラー


制服のネクタイをISAIAであつらえる素敵な会社もあります

シャツファクトリーの隣に、ネクタイを生産するファクトリーも併設されています。
こちらもまだ歴史は浅いですが、モダンでありながらマニアックな素材を用い、全てハンドメイドで作り上げられる既に人気の高いネクタイです。
実際に目の前で一本仕上げて頂いたんですが、凄まじい手際であっという間に仕上がってしまいました。

芯を入れ、ピンで留めていきます


長さが均等になる様台に目安の線が引かれており、それに合わせループを付けます


縫い始めると一瞬です


ということで出来上がりました

この後、ISAIAのデザインチームのスタッフとISAIAについての意見交換を行いました。
しっかりと顧客に対してヒアリングを行い、製品に反映させていくアイディアを貪欲に求める姿勢がISAIAにはあり、それ続けることが成長の秘訣だと思うんですが、いつしかそれが出来なくなることが普通です。
ビジネスの規模が大きくなってもそれを続けることが出来ているだけで、ISAIAは本当に凄いブランドですし、本当に尊敬できる素晴らしい会社だと思います。
ちなみに私はファクトリー見学に来ると、受けた感動から常にそのブランドのアイテムが欲しくて欲しくてどうしようもなくなってしまうんですが、もしこのコラムでISAIAに興味をお持ち頂けましたら、是非お近くの販売店に足を運んでみてください。 そこには多くの人の手により生み出された感動の一着がきっとあると思います。
そしてどうやら関西にはgujiとring、東京にはringというISAIA取扱店があるみたいですよ・・・!!

エントランスの照明はハットです



商品カテゴリ

ITEM

ジャケット

スーツ

ジレ

アウター

シャツ

カットソー

ニット

ボトム

バッグ

シューズ

タイ

チーフ

ストール

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