what's guji…

僕達が心斎橋リフォームを選ぶ理由〜素晴らしい洋服にはそれに見合った技術と美意識ある修理を〜

充電期間という名の放置を経て(汗)復活したファクトリー探訪企画。
過去には大阪は貝塚にある「RING JACKET(リング ヂャケット)」のファクトリーにお邪魔したり、遠く離れた約束の地であるナポリの名門「ISAIA(イザイア)」も見学、さらには山形県寒河江市に本拠地を構えるニットブランド「991(ナインナインティワン/キューキューイチ)のクオリティの素晴らしさを確認する為糸の紡績工場から染色工場まで見学してきたguji一行。
今回は新たなブランド・・・ではないですが、僕達がセレクトしてきた洋服を販売する中で、かなり重要な、もっと言うとここなしでは商売にならない!!という 程に信頼を寄せているリフォーム会社である「心斎橋リフォーム」さんの丸の内支店を見学させて頂き、副社長兼チーフフィッターでもある "Dr.久美子"こと内本久美子氏にお話を伺ってきました。
関西という同郷で起業し、guji創業時から現在まで全社のリフォームをお願いしつつ、昨年オープンしたguji TOKYO内にもクイックリフォーム対応のカプセル工房を設置したことも記憶に新しい、今非常に勢いのあるリフォーム会社です。

有楽町ビル1階に店舗があります

まるでサロンのような広々とした店内

営業中ということで、端の方でお話をお伺いさせて頂きました

弊社代表田野(以下田野):今回はお忙しい中時間を作って頂きありがとうございました。宜しくお願いします。

内本氏:いえいえ、宜しくお願いします。

田野:しかし凄いですね、この勢い・・・、どんどん店舗を増やしていって、関西に4店舗、東京に2店舗。あっという間に規模を大きくされて、それでいて名声が落ちない・・・、どころか上がっている。本当に凄いと思います。店舗を拡大するとどうしても人員確保であったり技術的なところであったりと色々な障害が生まれてくると思いますが、それを感じさせない充実ぶりじゃないですか?

内本氏:そんなことはないですよ、やっぱり苦労はしています・・・。でも、弊社ではいわゆる師匠と弟子制度というとちょっと大げさかもしれませんが、技術を売りにしている会社なので、教育には一番力を入れています。それにはまず弊社の成り立ちから業務スタイルまで説明しないといけませんね。

髪型も変わるというお約束を見せつけるビフォーアフターのメインビジュアル

内本氏:もともと弊社は1990年にリフォーム取次業としてスタートしたんです。自社に職人を抱えていたわけではなく、取引先であるRING JACKETさんから商品を集荷し、修理に必要な技術を持った職人さんに外注するというスタイルでした。
その後関西に進出してきた大手セレクトショップであるBEAMSさんやUNITED ARROWSさん、SHIPSさんなどとの取引がスタートし、順調に業務を拡大していきました。大手セレクトショップの店舗拡大、躍進は皆さんのご存知のところかと思いますが、弊社もその恩恵にあずかることになります。そんな中、優秀な職人と出会い、縁あって入社頂いたこともあり、自社での修理体制を整えていきました。
そんな中私といえば、より洋服への理解を深めるべくオートクチュールの先生のところでフィッティングや縫製技術を学んだり、修理の仕上がりをチェックしては職人と話し合ったりと、どのようにして自社の技術力を高めていけるのか、試行錯誤していました。

実はこれだけ修理が施されています

内本氏:弊社の修理スタイルはアイテム毎に専門の職人を置く、仕立てでいうところの"丸縫い"に近いスタンスです。ジャケットならジャケット、シャツならシャツを専門にし、採寸から裁断、縫製、仕上げまでのすべてを一人の職人で行っているため、人により修理の方法やクオリティに違いがあるということは絶対に避けないといけません。そういったことから、技術を統括する師匠から、弟子へと仕事を受け継がせています。
実際にお客様の洋服を手掛けるまで師匠の厳しい指導が入りますので、弊社の修理の仕上がりの安定感と品質は高く評価頂いています。

田野:なるほど、昔ながらの職人集団のような感じなんですね。確かに、心斎橋リフォームさんの修理、特にジャケットの本切羽は凄く美しいと評判です。

内本氏:そこは特にこだわっていて、弊社としても強みとしているとことです。ボタンホールのかがりの雰囲気や糸の色など、フロント部分と 比べ違和感がないように、かなり慎重に修理を施しているんです。

たまたま現れた敏腕営業マンE氏

田野:あれっ??

E氏:えっ??

田野:なんでいるんですか?

E氏:田野さんこそ・・・。私は、ちょっとジャケットの修理を受け取りに・・・。

田野:ああ、LARDINIね。
(※E氏はDe Petrilloを取り扱う輸入代理店の敏腕営業マンです)

E氏:De Petrilloです!!

サクラでは醸し出せない笑顔で軽く田野をいなします

田野:いいよね、TAGLIATORE。

E氏:De Petrilloですよ!!ホントにDe Petrilloです・・・(汗) (※本当にDe Petrilloです)

田野:よく心斎橋さんに出してるんですか?

E氏:そうですね、結構お願いしてますね。プライスも手頃ですし、それを感じさせない上手さがあります。

田野:サクラですか?

E氏:えっ、どういう意味ですか?

田野:今WEBコンテンツ用に心斎橋リフォームさんにお話を伺っているんところなんですが、凄いタイミングで現れたので・・・。

E氏:なるほど・・・、本当にたまたまといいますか、偶然です(汗)

店舗の地下に構えるクイック工房。広い!!

内本氏:では、地下の工房をご案内します。この丸の内店でお預かりした修理品は、すべてこの地下の工房で仕上げます。職人が常駐し、 クイックに対応できる体制を整えています。

田野:凄い広いですね!!糸の色数も多いし、スペースも広く、作業しやすそう。

内本氏:実際に作業を見られますか?

田野:是非お願いします!!

敏腕職人さんはインドから。はっきり言って、凄腕です

内本氏:これはジャケットの袖丈詰めですね。肩から詰める修理なので、一旦袖を取り外しているところです。ちなみに彼は本当に凄腕で、東京にお店を出すにあたり、大阪から無理を言って引っ張ってきた職人の一人でして、ジャケットを担当しています。

田野:どちらの方なんですか?

内本氏:インドです。

田野:やっぱりインドって、刺繍など盛んですし、手の器用な方が多いんでしょうね。姉妹店のringで取り扱っているハンドメイドシャツブランドもインド製ですし、洋服に対する素養が凄く高そうなイメージがあります。

糸を通します

内本氏:次はジャケットの切羽を作るところです。本切羽と空き見せではミシンが違いまして、こちらは本切羽用なんですが、 ボタンホールを作るために複数台使用していきます。

あらかじめ引いたマークに合わせ、慎重に針を入れています

ミシンを変えても慎重に

こんな感じです

田野のジャケットもチェック。心斎橋謹製の修理です

内本氏:リフォーム業として独立する前、もともと私は百貨店で販売をしていましたので、やっぱりお客様と対面で接していくことが好きなんです。取引先様から修理品をお預かりし、仕事を施して納品する・・・ということを繰り返しているうちに、やっぱり直接お客様とお話し、お力になりたいという思いが日に日に強くなっていきまして、心の中でゆくゆくはリフォームを直接お受けできるお店を出したいな・・・と思うようになりました。人間は一人として同じ体型の方はいらっしゃらないので、お悩みの内容も千差万別、お一人でも多く洋服を着る事を楽しんで頂けるお手伝いが出来れば嬉しいですし、私を頼ってお店に来て下さる方にはいつも感謝しています。
他ではお断りされたという特殊な修理なども弊社では可能なこともありますし、ご相談だけでも全然大丈夫ですので、お気軽にお店に来ていただければと思います。

田野:工場に通い、オートクチュールのフィッティングを学んだことが確実に活かされているわけなんですね。そんなフィッティングのテクニックや技術を、講習会のような感じで弊社のスタッフに教えて頂く事ってお願い出来ないですか?

内本氏:もちろんさせて頂きます。状況に合わせた対応や、弊社の職人とのやり取りがスムーズになるような伝票の書き方まで、出来る限りお伝えさせて頂きますし、その方が弊社としても業務に間違いがなく、よりスムーズに仕事が出来るようになりますので、お互いにメリットがあるんですよね。

田野:本当にありがとうございます!!厚かましいですが、東京と大阪でも宜しくお願いします!!

内本氏:もちろんです。

という内本氏、実は先日リフォームに関する著書を上梓されました。ご一読されますと、基本的なリフォームに関する理解が深まると同時に、 心斎橋リフォームさんのファンになってしまうこと間違いなしのおススメの一冊です。

『"あなたの印象が劇的にアップする"Dr.久美子流 服のリフォーム術』(万来舎)

いかがでしたでしょうか。決して安いといえない洋服を取り扱っている弊店だからこそ、修理のクオリティにもこだわっていることが お伝え出来ていれば幸いです。良い仕立てのアイテムを美しく見せることもあれば、台無しにしてしまうこともあるのが修理の難しいところ。 弊店が心斎橋リフォームさんを選ぶのは、そこに技術に対する妥協の無いこだわりがあるからなんです。

心斎橋リフォームさんのホームページ
ホームページ内でWEBマガジン「Dr.久美子のリフォームクリニック」も連載中です




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